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海外調達の流れとありがちなトラブル、注意点について

部品の海外調達を行うためには、調達先の選定や品質の検査などいくつかの流れがあります。また、部品を海外調達する上で知っておくべきポイントやありがちなトラブルなどについて解説していきます。

 

部品を海外調達する流れとは?

 

①調達先を選定する

仕入れする部品をどこから調達するか選定します。品質やコスト面はもちろんのこと、納品までの期間を逆算してスケジュールを考慮しながら選定することが重要です。

 

②調達価格の交渉を行う

調達先を選定した後に、仕入れ価格の見積もりを基に価格の調整を行っていきます。この価格交渉の段階では、コストダウンを図りながら品質も考慮する必要があります。

 

③見積もりの確定とその後の納期管理

見積もりが確定し、発注したら納品スケジュールを管理する必要があります。納品に遅延が生じると、全体の生産に支障が発生してしまうため、納期管理の段階は重要な工程となります。

 

④納品された部品の検査

調達先から無事に納品された部品の検査を行います。万が一不備や問題が発生した場合は調達先とコミュニケーションを取り、解決していく必要があります。検査内容としては、以下の3点があります。

 

  • 調達先に発注依頼をした部品の種類に誤りはないか
  • 調達先に発注依頼をした部品点数であるか
  • 納品された部品の品質に問題はないか

 

海外の部品調達を進める上でのポイントとは?

「調達先の選定」は、海外の部品調達を進める上で重要なポイントの一つになります。この段階が上手くいかないと価格の交渉、納期管理、部品の検査で問題発覚が起き、結果的に「コストダウンが上手くできなかった」「納期に遅延が起きてしまった」「納品された部品の品質が良くなかった」という課題に繋がってしまいます。

 

ありがちな海外部品調達トラブル

 

異材

依頼した材質とは異なる材質で製品が届いてしまうトラブルが発生することがあります。金属の番手違いや、依頼した材料と異なる材料で加工して来るなどといったトラブルが発生する場合もあります。何が起きても動じないよう心の備えが必要と言えるでしょう。

 

処理ミス

加工部品にはさまざまな処理が施されますが、時には問題が発生することがあります。例えば、硬度を調整するために熱処理をしたにもかかわらず、最終的な硬度が期待したものと異なることがあります。海外では熱処理証明書が発行されないことが多いため、硬度証明書を添付してもらうことが重要です。また、表面処理が忘れられることもあり、タフトライド処理や塗装が施されていない場合があります。注文時には、これらの処理が確実に行われるよう、何度も確認することが大切です。

 

その他

また、数字の6と0を間違えるといったミスもよくあります。日本国内の会社に依頼する場合のように、相手側から疑問点や不明点について確認の連絡が来ることはほとんどありません。したがって、FAXで図面を送る場合は、読み取りやすい字で書き直すなどして、トラブルを未然に防ぐ対策が必要です。さらに、輸入時に必要な申告書類(インボイス)も、いい加減に作成されることが多いです。これは、送料を安くするためにわざと行われることがあり、それが税関で発覚すると後から修正が必要になることがあります。

 

対策

海外で部品を調達する際には、日本国内での調達では考えられないような様々な問題が発生します。異材や処理ミスなど、部品の仕様に関するトラブルを防ぐためには、図面の該当箇所(間違えやすい箇所)をはっきり書いたり、マジックで太く囲って強調するなどの対策が必要です。TECH-JOURNEYを運営する岐阜精器工業株式会社では、これまでに多くの部品の海外調達を経験し、様々なトラブルにも対応してきました。加工部品の海外調達をご検討の方は、ぜひお気軽に当社までご連絡ください。

 

海外部品調達先の条件

海外部品調達先としてふさわしい条件は、大きく分けて二つ存在します。それは「税関との信頼関係があるか否か」「適切かつ迅速なコミュニケーションが取れるかどうか」です。

 

税関との信頼関係

税関検査は、全ての輸入者に同じ基準で行われるわけではありません。過去に問題なく税関検査を通過している会社と、トラブルがあった会社では、後者の方が厳しい検査を受けることになります。検査が長引くと、部品納入までの時間が予定以上にかかることもあります。そのため、過去の取引に問題がなく、税関から信頼されている調達先を選ぶことが重要です。

 

コミュニケーション

海外との取引では「言葉」に特に注意が必要です。まず、日本語が堪能な担当者がいる会社を選びましょう。これにより、コミュニケーションの円滑性が大幅に向上します。また、日本語を扱える人材がいることは、その会社が日本との取引を重視している証拠であり、取引もスムーズに進む可能性が高まります。さらに、技術相談や質問に迅速に対応し(技術相談と質問は一日以内、見積は二日以内)、メールで気軽にやり取りができる会社を選ぶと良いでしょう。

 

海外部品調達の注意点と対策

 

加工部品の品質は、実際に注文してみないと分からないことが多いです。サンプル品を送ってもらって判断する方法もありますが、サンプルは高品質なものが用意されるため、過信するのは危険です。海外取引での一番無難な方法は、国内の仲介業者を利用することです。TECH-JOURNEYでは、長年の経験とノウハウを活かし、確かなコストダウンを実現しています。加工部品の海外調達をお考えの方は、ぜひお気軽に当社にご連絡ください。

 

TECH-JOURNEYの海外調達について

部品加工を海外調達する際に「品質や精度は大丈夫か」「対応できる加工種類や表面処理方法に限りがあるのでは」「納品に時間がかかるのでは」「むしろコストがかかるのでは」といった不安をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、TECH-JOURNEYでは、厳しい認定基準を満たした協力工場で生産を行い、長年かけて築いたネットワークを駆使して高品質を保ちながら圧倒的なコストダウンを実現しています。

 

安全に海外調達できる理由

 

信頼できる加工外注先を厳選

私たちは厳しい基準を満たした信頼できる加工外注先を選定しています。

 

ISO9001に準拠した現地視察

ISO9001に準拠した現地視察を行い、品質管理を徹底しています。

 

複数の大手メーカーとの取引実績

多くの大手メーカーとの取引実績があり、信頼性が証明されています。

 

国内で調達できるものは全て海外調達可能

国内で調達できる部品はすべて海外でも調達可能です。

 

設計・作図・装置製作まで対応

設計、作図、装置製作まで幅広く対応しています。

 

1個から1000個以上でも対応可能

少量から大量生産まで対応可能です。

 

国内外に特急調達・追加工体制を完備

国内外での特急調達・追加工体制を整備しています。

 

材質違いの計測や検査成績書の提出

材質違いの計測や検査成績書の提出にも対応しています。

 

部品の海外調達ならお任せください!

TECH-JOURNEYでは、安全・安心のワンストップ海外調達を実現します。当社は、大手Tier1、装置メーカー、電気機器メーカーなど、上場企業との取引実績が豊富です。中国やベトナムを含むアジア圏において、20年以上の取引経験を持つ協力会社との深い信頼関係を基に、国内調達と変わらない製作精度と品質保証を実現しています。また、協力会社との密な連携により、短納期対応やコミュニケーション不足によるトラブルにも対応可能です。これにより、安心して海外部品調達が可能になります!

 

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