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パーマロイについて / 特徴・用途 ・性質

パーマロイとは?

 

 

パーマロイとは主にニッケルと鉄の成分でできた高透磁率の金属材料のことを指し、ニッケルの含有率は35~80%です。ニッケルの含有率の違いによって数種類のパーマロイがあり、目的や用途に応じて最適なパーマロイを選ぶことができます。パーマロイの見た目は鉄やステンレスなどの金属と何ら変わりはありませんが、パーマロイは磁気に対して敏感に反応する特殊な性質を有しています。そのため、パーマロイは軟磁性材料と呼ばれます。高透磁率材料であるパーマロイは様々な産業で使用されており、特に電子部品の小型化と高性能化に大きく貢献しています。

 

高透磁率磁性材料のパーマロイ

ニッケル合金は様々な種類がありますが、鉄にニッケルを35~80%含んだ高透磁率磁性材料のことをパーマロイと言います。

 

パーマロイの性質

パーマロイは外部磁界の影響を受けて磁化しやすい材料にもかかわらず、外部磁界が0(ゼロ)になると永久磁石とは異なり、磁化せず元の状態に戻ります。つまり、パーマロイは磁気シールド効果が高く、集磁作用が大きいという性質があります。また、パーマロイは磁気を引きつける性質を活かして、磁界の影響をシャットアウトしたり、磁界の変動をキャッチして機械的な動きに変換したりすることも可能です。

 

パーマロイの用途

パーマロイの磁界の影響を遮断する性質は、磁気シールドとして利用されています。そのため、磁気ノイズに弱い精密機器を守ることが可能です。また、電子顕微鏡などを磁気の影響から守ることもできます。その他、音響や計測機器のノイズカット用シールドケースや産業機器インバーターモーターの回転制御装置、各種トランスのコアなどにもパーマロイが使用されています。

 

特長

パーマロイは鉄およびニッケルを主成分とする最高レベルの高透磁率材料です。パーマロイは鉄およびニッケルを主成分とする最高レベルの高透磁率材料で、エレクトロニクス産業の発展と共に磁気ヘッド、音響機器、カメラ、計測器の鉄心、シールド材及び自動車センサ、磁気シールドルーム等の用途の拡がりが期待されています。

 

 

 

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